どろんこ園の子どもたちは、自然豊かな京都里山で、雨の日も、風の日も、雪の日にも一日、森で過ごします。

そよ風の心地よさ、太陽の温もりや木漏れ日の神秘的な美しさにふれ、木や土の匂いを感じながら一日じっくりと遊び、五感を発達させていきます。

温かい信頼と共感のなかで、子どもたちは“少し危険なこと”や“ちょっと怖いこと”にも挑んでいきます。



子どもの「自ら考え解決する力」「乗り越える力」を信じ、「自ら育つ力」を妨げず、できる限り見守ることで「自己肯定感」を育みます。

自由であっても放任ではありません。

簡単なようで難しいですが、その先にはきっとたくましく成長した子どもたちが待っています。



どろんこ園では、通常保育の他に親子向けの様々な活動を行っています。

育児はひとりでしなくていいよ。

みんなでワイワイ楽しみながら、大人も子どもも豊かな時間を過ごしましょう。

 毎日がんばるお母さん、ほっこりしにきてね。


田舎育ちの私は、自然豊かな環境に身をおくと、身も心も晴れやかになり、喜びに包まれます。そして、いつも人間は自然に゛生かされている゛と感じます。実際、植物や動物の命をいただいて生かしてもらっています。

けれど、人は争い、お互いを傷つけ合い、また、深刻な環境問題もひきおこしています。地球上の生き物たちは、皆、支え合いながら生きる仲間であるはずなのに…。人間だけは違う?私たちは『特別』なんでしょうか? 


2011年

京都市左京区八瀬の自宅を開放して家庭的な「子どもに寄り添うようちえん」として開園



森のようちえんどろんこ園の10周年を記念して『どろんこ園10周年記念誌』が生まれました

子どもの事、親御さん、スタッフの声がたくさん詰まった読み応えのある一冊です 

【内容】

どろんこ園ってどんなところ?/どろんこ園の誕生秘話/子どもたちの森での遊びの様子/園長マイマイのコラム(子育てについて/命について/ 自分のために)/親御さんの座談会など



「森のようちえん」は1950年代にデンマークの一人のお母さんが自分の子どもと、おとなりの子どもを、森の中で保育をしたのが始まりといわれています。自然の中での幼児教育や保育に共感する人々の間で北欧で広まっていきました。いま、日本でもたくさんの「森のようちえん」が活動しています。

 

日本の「森のようちえん」は園舎の有無、運営方法、活動の頻度などは様々で、幼児の野外活動を総称して「森のようちえん」といわれています。そして多く の森のようちえんでは、自然が豊かな広々とした空間で、ゆっくりと時間を過ごし、意図的に大人の考えや考え方を強要せず、子どもが持っている感覚や感性を 信じ、そして引き出すようなかかわり方をしています。


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